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【伊東屋監修/対談】まるで”大人の鉛筆”。持ち歩きたくなるタッチペン&バンド付きペンケース
スマートフォンやカーナビなど多くの画面操作にて指を使ったタッチ操作が主流になっています。そのなかで、「指だと操作しにくい」「タッチが反応しなくて入力しづらい…」と悩む方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな悩みを解決すべく、創業約120年の歴史を誇る、文房具専門店「伊東屋」監修の元、ドコモオリジナルのタッチペンとバンド付きペンケースを開発しました!
ここからは開発に関わった伊東屋との対談の様子をくわしくご紹介します♪
「タッチができない」母のリアルな悩みから生まれた試み
まずは、今回監修いただくに至った経緯から教えてください。
ドコモ 栗原(以下、栗原)
昨今、スマートフォンを利用されるシニア世代の方々が非常に多くなってきました。
ドコモセレクトでは「お客さまのスマートフォンライフを豊かにしたい」という想いのもと周辺アクセサリーを検討していますが、そのなかでもシニアの方々に向けた商品については特に重要視しています。
今回、タッチペンを企画するにあたり、我々の知見だけではなく、文房具専門店の伊東屋さんならもっとお客さまに愛される素敵なデザインにレベルアップしてくれるのではと、思い切ってお声がけさせていただきました。
なぜ今回、伊東屋さんは依頼を受けたのでしょうか。
伊東屋 伊藤社長(以下、伊藤)
お話をいただいた当初はあんまりピンときてなかったんです。
ところが、実際にみなさんの話を伺って、ちゃんと我々の想いがのった商品が作れそうだと感じ、お受けすることにしました。
では今回の企画背景や、コンセプトはなんでしょうか?
ドコモ 齋藤(以下、齋藤)
はい、私は一緒に住んでいる母にスマートフォンを教えることがあり、そのとき私のタッチ操作は反応するのに、母がタッチしても反応しないことがよくありました。
そのような不満を感じたことがある方が一定数いるのではないかと思い実際ユーザー調査を行ったところ、同じ理由でタッチペンを使っている方、必要としている方がとても多いことが分かりました。また、タッチペンを「持ち運びたい」、でもなくすのが怖くて持ち運べないという声も多くあり、その点も解決したいというのが今回の2商品のコンセプトとなります。
伊東屋がこだわった、文房具とは違うタッチペンとしての持ちやすさ
では、そこから開発されたタッチペンについてのこだわりポイントはどこですか。
伊藤
ペンは、重さや重心の場所が違うと、持った感じの高級感やあんしん感、使った時の疲れ方などが全然違います。そういうところはきちんと作りたいポイントです。実は最初に僕自身がデザインしたのはもう少しややこしいデザインだったのですが、デザイナーの三谷さんから「私はそうじゃないと思う」と提言があり、今の形になりました。
今までのデザインの多くは僕がやっているので、だんだん世代交代なのかなってちょっと寂しい気分でもありますが、それ以上に頼もしく思いました。
では、三谷さんがタッチペンでこだわったポイントを教えてください。
伊東屋 三谷さん(以下、三谷) このペンの一番の特徴は裏表にある二つのフラット面です。ドコモさんの「机に置いても転がりにくい形にしたい」というコンセプトのもと、3Dプリンターで様々な形状を検討するなかで、ひとつ気づいたことがありました。
三谷
タッチペンは紙に文字を書く時よりも動かす範囲が大きいです。スマートフォン画面をスクロールする動作がありますし、昨今は画面の大きい機種も多くあります。筆記具とは違った使い方になるので、3角、6角のようにしっかり3点で指の位置を決める形でなくてもよいのではないかと、人差し指は平らな面にフィットし、親指と中指は自由に丸い部分を持てる形状を採用しました。
ドコモ 阿久津(以下、阿久津)
実際調査のときに、鉛筆型のものに対して「すごく握りやすい」とか「レガシーのようなものを感じてやっぱりいいよね」という声がありましたが、使用シーンや対象物に合わせた形状の工夫により、人の手の感覚をちゃんと拾ってあげられるところは、伊東屋さんならではのアプローチですよね。
三谷 全体としてもコンパクトなサイズなのですが大きい手の人が持っても過不足なく持てる長さ、実体感のある重さ、操作性のよい重心バランスで全体を設計しています。
ひとつのケースでドコモの幅広い手帳型ケースに対応!
では、ペンケースの方でこだわったポイントはどこですか?
三谷
蓋やジッパーがないので、ペンがすぐに取り出せる、収納できる、というアクセスの良さです。逆さにしても落ちないよう、中には摩擦のあるマイクロファイバーを採用しています。
阿久津
このツートンポケットにより、どこにペンを挿せばいいのか一目でわかるようになり、機能性と加飾性の両面から優れたデザインになりました。
ドコモは様々な機種を扱っていますので、どのサイズにもひとつのバンドの長さで対応できるというのは苦労したポイントではありましたね。伊東屋さんの自社製品でも採用のあるこだわりのバンド素材と、何パターンも作ったサイズ試作の合わせ技でここに行きつけました。
伊藤社長にも、今回の商品でこだわったポイントをお聞きしました。
伊藤 ペンケースで採用している素材は、一見普通のスウェード調素材かもしれませんが、使ってみるとUltrasuede®(ウルトラスウェード)はやっぱり違うんですよね。
齋藤
確かにUltrasuedeにはなめらかな手触りや高機能性に違いがあります。
伊藤
違いますよね。長く使うモノなので後でべたべたしてきた、など劣化があるとお客さまががっかりされます。そのようなことがないよう素材選びにはこだわっています。
色違いで親子でおそろいも。オシャレが楽しめるカラーバリエーション
形状以外にも、デザインでこだわったポイントはありますか?
三谷 「シニアの方が補助器具として使うのではなくて、使いたいから使うものを作りたい」というコンセプトに沿い、モダンで落ち着いた印象の雰囲気を出せるようなカラーリングを選びました。
三谷
今回は、伊東屋が素敵だと思うペーパーの色、海外の紙の色から選んで色見本とし、通常製品をつくる時に使う色見本帳にはない絶妙なトーンで仕上げていただきました。全体はマットな質感、頭の部分はツヤのある別の色を1本入れることでアクセントにし、全体としては「大人の鉛筆」のような佇まいになったかなと思います。
阿久津
伊東屋さんならではのカラーリングにより、本来補助器具的な印象の強いタッチペンが、あえて人に見せたくなる、積極的に使いたくなるような、高級筆記用具の佇まいを持つ商品にできたと思います。
三谷
ペンケースのカラーは、どのスマートフォンケースとタッチペンを組み合わせてもきれいに合う3色になっています。ペンケースの窓からタッチペンの色もきれいに見えますし、組み合わせを楽しんで使ってもらえると思います。
贈りものにぴったりなペン&ケースセットに。
ひとりの若手社員の母の悩みから生まれた今回の商品。
もしかしたらあなた自身や、親しい人の悩みにも近いかも?
オシャレなギフトとしても間違い無しの「大人の鉛筆」。ぜひ、専用ペンケースやスマートフォンケースと一緒に贈ってみてはいかがでしょうか?
docomo select magazine
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